inapoyoの日記

雑記です。

アジカン

アジカンというと僕が高校を卒業した頃に流行りだしたバンドで、某アニメの曲を歌っているのを毎週聞いた。たぶん1番有名曲。なんて気だるそうに歌うんだ!と少しばかり衝撃を受けた記憶がある。

でも当時の僕にとってはそれだけでハマりはしなかった。iPodに入れてたのも前述のリライトだけだったしね。ほとんどたまに聞くぐらい。その時自分はXに夢中で紅やRusty Nailを何度も聞いては「てめえらの心、ぶっ壊してやるぜ!」と叫ぶToshiが好きな少し危ない奴だった。

そんな僕が、30歳をとうに越えて後頭部のミドル脂臭に悩まされ始めた僕が、今現在ソルファ(2004年版)を聞いてこの日記を書いている。学生時代の友人が言った。「アジカン聞いて自転車乗るとどこまで行けそうだよ」わかるかもしれない。いやもう、ほんとどこまでも行ってしまいたいのかもしれない。一種の現実逃避なのか。アルバムがヒットした当時(2004年.18歳)は自分にとっての青春の終着点。いまだ心にしこりを残す高校生活を消したいのか。リライトしたいのか。

高校を卒業して大学に入っても僕はXを聞いていた。アジカンを聞くことは決してなかった。進められることはあっても食わず嫌いしていた。大学を卒業して就職して、7年か8年か経った頃、某アニメで「Re:Re:」が流れてるのをたまたま聞いた。主人公がリバイバルというタイムリープ能力を使って過去を変えるストーリーのアニメだ。リライトといいどんだけ僕は書き換えるタイトルの曲が好きなんだろう。そんなこんなで一時期Re:Reしか聞いていなかった。この曲がきっかけで僕の中のアジカンに対するアレルギーがなくなった気がする。

アジカン聞いてると自転車でどこまでも行けそう」という友人の言葉が離れない。アジカンと自転車は青春に近しい似たような言葉なのだ。